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『さよなら絶望先生』第十五集加筆訂正一覧:後半

2008年10月17日に発売された『さよなら絶望先生』第十五集は、これまでの単行本と同様に連載時の原稿に加筆訂正が加えられています。以下、その状況を調べたので一覧にしようと思います。ついでに感想もちょこっと載せたりして。

単行本が発売されてからひたすらメモをとり続け、ようやく全部終了です。

また、長くなったので前半と後半を分けます。こちら後半では、146話以降をどうぞ~。

前半→『さよなら絶望先生』第十五集加筆訂正一覧:前半
http://nyontaka.net/zetsubou/15_kt1


◎元記事:
『さよなら絶望先生』第十五集加筆訂正一覧:後半
http://nyontaka.exblog.jp/8791449/


の改訂版です。

○第146話「いた子さんと兎」
・加筆・訂正
 80頁3コマ目 追加:「世界一 日本のお米」という掲示の下に「無染米」と描き文字が追加されています。

 80頁6コマ目 削除・追加:ここでも神シールが単行本で削除されています。
 また、奥の屋台にいろいろ景品が追加されています。文字が小さすぎて読み取りにくいので、きっといろいろ間違えていると思いますが……
  ・「Dance Shot Ver.」
  ・「キューティパターゴルフ」
  ・「空DVD」
  ・「カッパダンス」
  ・「160cm」

 81頁7コマ目 修正:雑誌掲載時には、背景は真っ白でした。単行本ではベタフラに変更されています。

 82頁5コマ目 追加:雑誌掲載時には、背景はわりと簡素でした。単行本では空に薄いカケアミが掛けられている他に、石を積んだ塔がコマのあちこちに追加されています。

 82頁6コマ目 修正:雑誌掲載時には、背景は真っ白でした。単行本ではベタフラに変わっています。

 82頁8コマ目 追加:5コマ目と同様の追加です。単行本では空に薄いカケアミが掛けられている他に、石を積んだ塔がコマのあちこちに追加されています。

 82頁9コマ目 修正:雑誌掲載時には、背景の空は白い雲が浮かんでいるだけで、空そのものも白でした。単行本では空に薄いカケアミが掛けられています。

 82頁10コマ目 修正:雑誌掲載時には、背景は真っ白でした。単行本ではベタフラに変更されています。

 83頁6コマ目 修正:雑誌掲載時には、背景は真っ白でした。単行本ではベタフラに変更されています。

 84頁4~6コマ目 追加:雑誌掲載時には、背景はわりと簡素でした。単行本では空の一部に薄いカケアミが掛けられています。

 84頁7コマ目 追加:単行本では空に薄いカケアミが掛けられている他に、コマ下方に石を積んだ塔が追加されています。

 84頁8コマ目 修正:雑誌掲載時、背景には「地球は青かった by ガガーリン」という文字が浮かんでいるだけでした。単行本ではこれを目立たせるようになっています。

 84頁9コマ目 修正:雑誌掲載時には、ワク線は普通のものでした。単行本では古びた様子を表すように変更されています。

 86頁5コマ目 追加:単行本では空の一部に薄いカケアミが掛けられています。

 87頁1コマ目 追加:単行本では空に薄いカケアミが掛けられている他に、石を積んだ塔がコマのあちこちに追加されています。

 87頁3コマ目 変更:雑誌掲載時、「犬のきもち」は正面の上が描かれていて、背景は白でした。単行本では「犬の気持ち」が斜めに傾き、背景が黒ベタになっています。
 描き文字の後半「こう思ってる」の位置も、単行本では左に移動。前半の続きにまとめて描かれています。

 87頁5コマ目 追加:単行本では空の一部に薄いカケアミが掛けられています。

 88頁全身絵 追加:単行本では大草さんの足元に台が追加されています。

 88頁3コマ目 追加:単行本では空の一部に薄いカケアミが掛けられています。


・単行本を読んで初めて分かったこと
 79頁1コマ目 雑誌掲載時にはタイトルのロゴやアオリ文句で消えていた文字や絵が、単行本でようやく読み取れました。コマの左から見ていきます。

 一番左の屋台:「やきそば」、下に「富B」「士-」「宮1」と貼り紙が。
 左から2番目の屋台:「泳げ! たこやきくん」、「ミズノ産」という掲示、「ポニョすくい」という幟がきちんと見えます。
 左奥の屋台:「ノミミ」「虎ノ宮」。幟には「お好み焼き」と書いてあるようです。また、屋台の前に「せんとくん」がいます
 右手前から2番目の屋台:売り子さんが大槻ケンヂさんです!


○第147話「てりやき狂言」
・加筆・訂正
 93頁1コマ目 修正:崖の岩肌のところどころに、単行本ではベタが塗られています。これで崖がより立体的になりました。
 また、奥の階段のところには、雑誌掲載時には誰もいなかったのですが、単行本では人影が小さく見えます。

 93頁2コマ目 修正:おたまやカレーの中の野菜に影が加わって、絵が立体的になっています。
 また、連載時には背景が真っ白だったのが、単行本では木製のテーブルの上らしい絵が描かれています。

 93頁6コマ目 修正:連載時には、キャンプを抜け出す一同の様子が影絵風でしたが、単行本では上から陽射しが差し込む描写が加わり、千里ちゃんの横顔や手にも光があたっています。

 94頁1コマ目 修正:インドカレーの店の外観がかなり変更されています。
  ・コマの左下:植物が2本追加。
  ・店の内部:連載時には黒ベタでしたが、単行本ではきちんと中の様子が伺えるようになっています。
  ・看板:連載時にはシンプルなものでしたが、単行本ではカレーの写真入りのメニューが載ったものになっています。また、単行本では幟・店先に写真入メニューが追加されました。
  ・コマの右下:連載時にはなかったプロパンガス「ラ・マン」が単行本で追加されています。

 94頁2コマ目 修正:カレーの中の野菜やライス、タンドリーチキンの下に敷いてある葉に単行本で影が加わって、絵が立体的になっています。

 95頁7コマ目 加筆:壁の貼り紙は、連載時には何も書いてありませんでしたが、単行本では「愛の国」と描き文字が追加されています。

 96頁全身絵 修正:絶望先生・棒犬の背後の壁は、連載時には白いままでした。単行本ではカケアミで影が加えられています。

 96頁1コマ目 修正:パトカーが停まっている背景は、連載時にはわずかにガードレールがあるだけでした。単行本では、カレー店の駐車場であることが分かるよう、店の幟やロケーションを示す背景が加えられています。

 96頁7コマ目 修正:店員さんの服が、連載時には白いままで、初登場時の服装と合っていませんでした。単行本では、94頁1コマ目と同じトーンが貼られ、統一されています。

 97頁9コマ目 修正:店員さんのターバンが、連載時には一部吹き出しで隠れていました。単行本では、店員さんの姿を少し小さく描く事で、ターバン以下上半身がきちんと収まるようになっています。また、7コマ目と同じ趣旨で店員さんの服にトーンが加わっています。

 98頁6コマ目 修正:きよ彦のいるテントの中が、連載時には白抜きでした。単行本では、黒ベタになっています。

 98頁7コマ目 変更:連載時の背景は効果線が主でした。単行本では、キャンプ場の景色(ガケ)がメインになっています。これに合わせて、カエレちゃんのパンチラの様子も描き換えられています。

 99頁1コマ目 追加:コマ上半分やダンボールの中の一部に、連載時にはなかったカケアミの影が単行本で追加されています。

 100頁1コマ目 訂正:パスタのレシピのうち、連載時には5番目だけ句点が2ヶ所ありました。単行本では両方とも削除され、他の説明文と統一されました。

◎元記事のコメントで、久藤くんが紹介しているこの「ペペロンチーノ」は、別名「絶望のスパゲッティ」というのだと教えていただきました。

参考;
絶望のスパゲッティ(Spaghetti alla disperata)
http://majin.myhome.cx/pot-au-feu/dataroom/dish/italy/spaghetti_alla_disperata/spaghetti_alla_disperata.html

日本では、イタリアのアブルッツォ州発祥のパスタ料理、スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ(Spaghetti aglio, olio e peperoncino)と言われている。
 何故絶望のスパゲッティと呼ばれているかと言うと、使われている食材が、スパゲッティ、オリーブオイル(olio)、ニンニク(aglio)、唐辛子(peperoncino)だけで、何の具も入っていないからだと言う。
(以下略)
http://majin.myhome.cx/pot-au-feu/dataroom/dish/italy/spaghetti_alla_disperata/spaghetti_aglio_olio_e_peperoncino.jpg

スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ(Spaghetti aglio, olio e peperoncino)

スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ(Spaghetti aglio, olio e peperoncino)





 100頁2コマ目 修正:連載時には久藤君の後ろには何もありませんでした。単行本では調味料などが置かれている描写が追加され、前のコマとの繋がりが強くなりました。

 103頁1コマ目 訂正:セリフの中のコンビに名は、掲載時には「セブンイレブン」でしたが、単行本で「セブン-イレブン」と訂正されました。細かい!


・単行本を読んで初めて分かったこと 
 93頁1コマ目 雑誌掲載時にはアオリ文句で消えていたテントの貼り紙が単行本で読み取れました。「モンハン会場」……モンハン、売れているようですね。



○第148話「失われたオチを求めて」
・加筆・訂正
 112頁6コマ目 修正:藤吉さんのセリフの中で、連載中は「○年」とぼかして書いてあった部分が、単行本では「90年」と具体的に修正されています。とすると……

 113頁1コマ目 修正・追加:「理科の実験で爆発する先生」の例が修正されています。雑誌掲載時には眼鏡が割れ、髪の毛がチリチリになり、服がちょっとボロボロになっている程度だったのが、単行本では焼けて煙まで出ている描写が追加されています。

 また、ジブリネタが追加されています! コマの左端は、雑誌掲載時には空白でした。ところが、単行本では絶滅危惧種の例が1つ追加されています:「しめしめという5歳児」その絵からすると、間違いなく「崖の上のポニョ」の宗介くんですね。

 113頁6コマ目 修正・追加:羅列ネタの上から2つめで、雑誌掲載時にはなかった「」が単行本で追加されています。
  ・雑誌掲載時:・語源となったおたくもですか?ときくおたく
  ・単行本・語源となった「おたくもですか?」ときくおたく

 116頁3コマ目 削除漏れ:前集から始まった単行本の設定で、「神シールは単行本では剥がす」というものがありました。ところが、このコマの神シールが剥がされないまま残っています。第二刷以降どうなるのか折に触れて確かめようと思います。(第一集では、可符香ちゃんの出席番号が、第一刷では14番だったのが、第二刷以降15番に変更されている、という例があるので)

 118頁1コマ目 修正:連載時には、ブルマに名前は書かれていませんでした。単行本で、芽留ちゃんの名字「音無」のタグが加わりました。

 118頁4コマ目 修正:1コマ目の修正に合わせての修正です。連載時には、臼井君が持っているブルマに名前を書くスペースがありませんでしたが、単行本で加わりました。

・単行本を読んで初めて分かったこと 


○第149話「暗中問答」
・加筆・訂正
 120頁 変更:雑誌掲載時には「案中問答」だったサブタイトルが、単行本では「暗中問答」となっています。149話の舞台に近いものとなりました。

 121頁1コマ目 修正:奥にあるお堂ですが、雑誌掲載時には手前がわに影はついていませんでした。単行本で、その部分にカケアミで影が加えられています。

 123頁2コマ目 削除:「夏休みの友」にあった神シールが単行本では削除されています。元々あったのは、巻末148頁の「これ前にやりましたよ?神?」のシール。

 123頁8コマ目 修正:蝋燭の炎が消えた様子が分かりやすくなりました。雑誌掲載時には単に芯から煙が立ち昇っているだけでしたが、単行本では炎が消えた瞬間の描写が加わっています。

 124頁4コマ目 修正:キモイものの例が修正されています。「ストーブにかざした発砲スチロール」の絵なんですが、雑誌掲載時にはポツポツと開いていた穴が、単行本では穴の数が一気に増しています。また、雑誌掲載時にはなかった描き文字が、単行本で「ぞわっ」と描き添えられています。

 124頁9コマ目 修正:123頁8コマ目と同じ趣旨の修正です。蝋燭の炎が消えた様子が分かりやすくなりました。雑誌掲載時には単に芯から煙が立ち昇っているだけでしたが、単行本では炎が消えた瞬間の描写が加わっています。

 126頁6コマ目 変更:背景が変更されました。雑誌掲載時には真っ白だったのが、単行本では黒ベタになっています。今話の雰囲気にさらに沿った背景となりました。

 131頁16コマ目 修正:千里ちゃんのセリフのうち、連載時には「百」となっていたのが、単行本では「100」に修正されています。これは前のコマの「99」に合わせての修正でしょう。

 132頁8コマ目 修正:マリアちゃんのセリフが、単行本化に合わせて修正されています。連載時には「2週分ダヨ」だったのが、単行本では「「2週分だったんダヨ」となりました。


・単行本を読んで初めて分かったこと 
 131頁17コマ目 連載時には段ボール箱にあった文字が切れかけていた部分がありましたが、単行本ではっきりと見えました。「チャックカメヤマ」 「ローソク 100本」。



○第150話「予言省告示」
・加筆・訂正
 133頁1コマ目 削除・変更:テレビに貼ってあった神シールが、単行本ではやはり削除されています。
 また、テレビ画面に映っている文字が変更されています。
  ・雑誌掲載時:しばらくお待ち下さい。
  ・単行本:しばらくお待ち下さい。OAD
 それから、コマ左下の缶飲料が、単行本では「ボルトコーラ」に変更されています。

 さらに、単行本では、コマ左上に、紙が破れたのをセロテープで留めてあるような描写が加わっています。

 その他、単行本で初めて分かったことも少しありました。

 135頁10コマ目 追加:連載時には無かった描き文字「カーンコーン」が単行本で加わっています。

 141頁8コマ目 修正:羅列ネタの中に、雑誌掲載時には「分かる」と「わかる」が混在していましたが、単行本では「わかる」に統一されました。

 145頁全身絵 追加:雑誌掲載時には、絶望先生の右隣は空白でした。単行本で、股間に咲かせているバラに合わせて、咲き乱れるバラが追加されました。少女マンガみたいですね。

 145頁4・5コマ目、146頁1コマ目 訂正漏れ:雑誌掲載時、愛ちゃんにトレードマーク(チャームポイント)の泣き黒子がありませんでした。単行本では当然修正されるだろうと思っていたのですが、黒子は描き加えられていません。連載時のままです。

 146頁8コマ目 修正:アオリ文句が単行本化に合わせて修正されました。
  ・雑誌掲載時:運命は如何に!? 待て次号!!
  ・単行本:運命は如何に!? 待て次集!!

……次の第十六集は来年の2月発売です。4ヶ月も待てません!!


・単行本を読んで初めて分かったこと 
 133頁1コマ目  雑誌掲載時には「祝+サブタイトル」で消えていた小物が単行本で明らかになりました。コマ中央下にあるのが乾電池(元ネタはPanasonic)、そしてその上にマッチがあります。ほほう、「銀座パキラ」……先生は銀座にも通うんですね。確かに以前交じるくんに大人だましで何かそっち方面の事を語っていましたが、さては経験談だったのか!



とりあえず、以上で終了です。他に分かった事が出て来次第追加しようと思います。



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