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マガジン2009年11号(170話)感想【速報版】

 今週の「さよなら絶望先生」(第170話:週刊少年マガジン2009年11号掲載)の感想【速報版】です。



◎今週のタイトル◎

 今週のタイトルは、「三次のあと」です。素木しづ(しらき しず)さんの『惨事のあと』が元ネタでしょう。青空文庫さんに入っています。

図書カード:No.2585 惨事のあと
http://www.aozora.gr.jp/cards/000012/card2585.html


本ですと、立風書房から1980(昭和55)年4月10日に出た『北海道文学全集 第四巻 自立の道程』に入っています。





◎今週のテーマ◎
  「シュレディンガーの猫」です。この「」がチョコ→デコ→体重計……と様々に展開していきます。要は、「物事フタを開けてみるまで分からない。逆に開けなければ可能性を持ち続けることができる」(3頁6コマ目)という話です。

シュレディンガーの猫
http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoshida_n/kasetsu/subject/sub13.htm

こちらに「量子力学→シュレディンガー方程式→シュレディンガーの猫」と順を追って書いてあるのでお勧めです。要はシュレディンガー方程式で表される状況をイメージする手がかりとして、シュレディンガーが行った思考実験が「シュレディンガーの猫」なんだそうでして。その思考実験を上記のページから引用させていただきます。



箱の中に、生きた猫と青酸ガスの入ったビンを入れておく。別に、適当な放射性原子核を用意し、これが放射性崩壊を起こしたかどうかはガイガー計数管で測定できるようにする。さて、ガイガー計数管が放射性崩壊を感知した場合には、一連の装置が作動して、ハンマーで青酸ガス入りのビンを割るようにしておいたとき、一定時間の後に猫はどのような状態になるか、というのがシュレディンガーの出した問いである。特に、放射性原子核が崩壊している状態と崩壊していない状態の重みが等しいケースでは、猫が死んでいる状態と生きている状態の重みも等しくなる。このとき、箱の中の猫は、いったい生きているのか、死んでいるのか?
http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoshida_n/kasetsu/subject/sub13_01.gif





さて、この猫が生きているのか、はたまた……!? この答えの出し方が、単に量子力学だけでなく、科学哲学者も巻き込んで論争となったようです。先のページを基にしてまとめさせていただくと、次のようになるかと。



 1)「超越的な」解釈:猫の状態は、実際に生きている状態と死んでいる状態の和であり、生きていると同時に死んでいる



 エヴァレット→ド・ウィット→ウィーラー(いずれも物理学者)と支持されました。要は様々なパラレル・ワールドを認める訳です。例えば、私は今、久米田先生とは結婚していませんが、私が久米田先生と結婚しているパラレルワールド世界も当然あるそうでして、ハァハァ……あまりに非現実的なように思えますね。


 2)「確率解釈」:猫の状態は、生きているか死んでいるかのどちらかである。シュレディンガー方程式から求められた“重み”は、それぞれの状態が実現される確率を表している。



 こちらが、量子力学の正統的な理解(「コペンハーゲン解釈」と呼ばれる)だとされていますが、いろいろ分派があるようです。



 2-1)猫が、時間と共にどのような状態の変化を経て、最終的に生または死に到ったかについては、量子力学の枠内では記述できない
 2-2)猫の時間的な状態変化を記述することは、ある程度まで可能である。




量子力学で答えは出されへんというのと、ある程度は出せまっせ、という違いでしょうか。で、後者の方はさらに分派するそうで、なかなか大変なことだなぁと素直に思います。
 170話で取り上げられている解釈は、1)のパラレルワールドを認めるものだと思われます。
Wikipediaさんへのリンクを貼っておきます。
シュレーディンガーの猫 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%8C%AB


こちらが元となったシュレーディンガーの原論文です。
Die gegenwärtige Situation in der Quantenmechanik,NaturwissenschaftenVolume 23


英訳があります。
THE PRESENT SITUATION IN QUANTUM MECHANICS:
A TRANSLATION OF SCHRÖDINGER’S “CAT PARADOX PAPER”
http://www.tu-harburg.de/rzt/rzt/it/QM/cat.html


そこから、このシュレーディンガーの猫の部分を引用しておきます。
5. Are the Variables Really Blurred?
http://www.tu-harburg.de/rzt/rzt/it/QM/cat.html#sect5


の最後の部分から。



One can even set up quite ridiculous cases. A cat is penned up in a steel chamber, along with the following device (which must be secured against direct interference by the cat): in a Geiger counter there is a tiny bit of radioactive substance, so small, that perhaps in the course of the hour one of the atoms decays, but also, with equal probability, perhaps none; if it happens, the counter tube discharges and through a relay releases a hammer which shatters a small flask of hydrocyanic acid. If one has left this entire system to itself for an hour, one would say that the cat still lives if meanwhile no atom has decayed. The psi-function of the entire system would express this by having in it the living and dead cat (pardon the expression) mixed or smeared out in equal parts.


It is typical of these cases that an indeterminacy originally restricted to the atomic domain becomes transformed into macroscopic indeterminacy, which can then be resolved by direct observation. That prevents us from so naively accepting as valid a “blurred model” for representing reality. In itself it would not embody anything unclear or contradictory. There is a difference between a shaky or out-of-focus photograph and a snapshot of clouds and fog banks.





◎大事なこと◎
・全体 170話に到達。第一七集は拝めそうです。やれ嬉しや。

今年もバレンタインデーネタ。ただし、先生がチョコを貰う貰わないの話ではなくなっています。

 また、今日(2009年2月10日)は、アニメ「俗・さよなら絶望先生」で大草麻菜実ちゃん役をされた井上喜久子さまの「17歳と10000日」の記念すべき誕生日(?)です。なので、本編の到るところでそのネタが描かれています。しかも巻末コメントが、「さよなら絶望放送」のラスト(久米田先生からのお祝いメール」とリンクするおまけつき。(詳しくは、下の「巻末コメント」の項をどうぞ)


・1頁全身絵・1・3コマ目 まさかの臼井君始まり。1・3コマ目の臼井君の逡巡、よーく分かります。「もしかしたら……でも……」と思考が堂々巡りして、なかなか開けられないんですよねー。

・1頁2コマ目 「今年は土曜日」 そう、今年のバレンタインデーは土曜日です。

・1頁全身絵・4コマ目 そんな臼井君に優しい声を掛ける可符香ちゃん。


・2頁1コマ目 今週のテーマを可符香ちゃんが先に分かりやすく説明してくれました。私も開けていないものがいくつもあります……

・2頁全身絵・3コマ目 おおっ、智恵先生が! この高校の下駄箱は生徒・先生分とも同じところにあるんですね。そして先生がテーマを提示してくれました。
 智恵先生、大人の女性のコートだなぁ……ブーツも素敵……萌えた!

・2頁4コマ目 「○」(ドラえもんからいろいろ削りまくったもの)がまだ校内をうろうろしています。


・3頁1・2コマ目 さすが臼井君、すぐに問題の本筋を把握したようです。そう、並行世界ではなんとも素敵なことになっているかもしれない!

 「並行世界」は、150話(どうせ載らないんだから……)でも出てきました。倫ちゃんがゴーゴーを踊っているシルエットが素敵だったなぁ……

・3頁3コマ目 あっ、これこれ! チョコを貰うだけなのに、なして顔にキスマークがいくつもついてるねん(笑)。

・3頁4コマ目 素敵な可能性を信じて下駄箱を開けるのを先送りしてしまいました。微妙におかしな行動ですが、これが元になって今後この「先送り」がこれでもか、これでもかと出てきます。

 ……この先送りは、フッサールの本にも出てきた気がします。「カッコにくくっておけ」ってやつですな。(違ってたらごめんなさい)



・3頁全身絵 絶望先生も登場。編み上げ靴の紐を解いています。アニメ「俗・さよなら絶望先生」のエンディング「マリオネット」では逆に靴を履くシーンがありました。

 臼井君の純情をチクリと弄りながらもテーマをここで確立させます。今回、臼井君は起承転結の「起」で大活躍をしました。


・4頁1コマ目 下駄箱にさのすけがいます。
 
 おじさんが被っている段ボール箱、「淋びょ……いや、「淋部21」は、毛髪クリニック「リーブ21」が元ネタ。和田アキ子さんのCMで有名。

発毛専門リーブ21
http://www.reve21.co.jp/


・4頁3~5コマ目 「シュレディンガーのデコ」はともかく、ダメダメな方に、自分に都合よく考えちゃってますね。

・4頁8コマ目 おじさんに影響されて!?、既に後頭部がえらいことになっている臼井君までダンボールを被っています。絶望先生からまたダメ出しされちゃって……臼井君、今週はおいしいぞ!

 「318255」は、発毛・育毛サロン「バイオテック」が元ネタ。ここのフリーダイアル番号が、「0120-318255(再髪GOGO)」です。HPのバナー右側に大きく書かれています。

発毛・育毛サロン「バイオテック」
http://www.biotech.ne.jp/index.html


・4頁9コマ目 先週、霧ちゃんが外に足を踏み出して崩壊しかけた学校が立て直されています。

・4頁10コマ目 先生、さっそくシュレディンガーの猫をホームルームで活用しています。それも「シュレ猫」だなんて略しちゃって……


・5頁全身絵・1コマ目 あ、奈美ちゃんがむちゃんこ可愛い! 萌えた! これは単なる女生徒の顔ではないですな。年上の恋人が何か難しげな事を言った時に反応してみせる必殺技の表情・セリフ・ポーズ! その人差し指一本があざとい!! あああ、悩殺されてしまいそうです……

 単に分からない言葉を鸚鵡返しするときには、こんな可愛い子ぶってませんもんね(以前、可符香ちゃんが「ポジティブカウンターインテリジェンス」を提案した時など参照)。

 だがしかーし! そんなテクは同性には通用しません(「まりあ†ほりっく」に出てくる宮前かなこさんには効くかも)。あびるちゃんが奈美ちゃんを鋭く観察しています。

・5頁2コマ目 案の定、あびるちゃんが話と全然関係ない方面でずばっと指摘!

 体重の事を乙女に指摘するといけません。奈美ちゃん、即座で全力に否定します。千里ちゃんも思わず「否定早っ。」と感想を漏らします。

 この時の奈美ちゃんの表情は、10頁3コマ目の絶望先生の表情とリンクしている気がします。

 また、このコマから井上喜久子さまの「17歳と10000日」ネタが始まります。(「壱萬」)

・5頁3コマ目 先生、奈美ちゃんに何か紹介しようとしています。

 背景の「下一品」は、京都の一乗寺に本店

があるラーメンチェーン店「天下一品」ですな。京都のラーメンはたいがいコッテリ・ドロドロと濃厚な味ですが、そういうラーメンの代表格です。
天下一品
http://www.tenkaippin.co.jp/


 で、「ラーメンのカロリー 並 799kcal」とありますが、こちらのページによると、たしかに「こってりラーメン 並」のカロリーが799kcalです。
天下一品 成分分析表示
http://www.tenkaippin.co.jp/ingredients.html


・5頁4コマ目 シュレディンガーの体重計:かぶせてあるダンボールにある「20-8703」は、「肉のハナマサ」が元ネタ。何度か出てきましたね。
肉のハナマサ
http://www.hanamasa.co.jp/


 「ミート本舗」は、牛肉ミンチの品質表示偽装事件などを起こした「ミートホープ」が元ネタでしょう。

・5頁6コマ目 おおっ、並行世界の奈美ちゃんが! 上の「キラッ」を決めている奈美ちゃんは可愛いのですが、下のほうはエラいことに……

 「まちおか」は、都心中心のお菓子チェーン店「おかしのまちおか」が元ネタ。HPによると、「現在では都内を中心に73店舗」あるんだそうです。

お菓子の専門店 | おかしのまちおか
http://www.machioka.co.jp/



・5頁7コマ目 奈美ちゃん、怒ってる! あびるちゃんは、時々奈美ちゃんには辛く当たる事があります。恋のライバルを蹴落とすと考えても萌えますし、実は奈美ちゃんのことが好きなんだけど、ついつい可愛いからイヂワルしてしまうと考えても萌えます。

 ことのんが珍しく笑顔ですね。さてはこの状況を楽しんでるな!?

 後ろの「祝!」も、おそらく井上喜久子さま関連。


・6頁1コマ目 あびるちゃんに先生からのプレゼント。しっぽを箱でつつんだ猫です。
 しっぽの箱は……「カエラップ」(4コマ目と合わせて)。 食品用ラップフィルムで有名なのは「クレラップ」「サランラップ」です。手元には100円ショップで買った「ワンラップ」なんてのもあったりします。他にも「ハイラップ」「ダイアラップ」など、いろいろありそうですが、元ネタになりそうな製品名が見当たりません。とりあえず、木村カエラの「カエラ」+ラップということかな、としておきます。

・6頁2コマ目 ああっ、あびるちゃんが萌えている!

・6頁3コマ目 6頁前半は「シュレディンガーのしっぽ」でした。

・6頁全身絵・4・5コマ目 最近だとペットショップでスパークしたように、あびるちゃんがまた盛り上がっている! こんな萌え萌えのあびるちゃんに萌えた!

・6頁5コマ目 左端のネズミはちょっと正式な姿が描けない気がします。ディズニーのミッキーによーく似ています。

 しっぽに☆がついているのは、おそらく「ミスタードーナツ」のオリジナルキャラクターである「ポン・デ・ライオン」かと思われます。

http://www.gem.hi-ho.ne.jp/r_natsumi/gongongon/hancole/pondelion/kids_1.jpg



 その下は、赤塚不二夫さんのキャラである「ウナギイヌ」。
http://www.ocn.ne.jp/anime/feature/img_070131/08_photo02.jpg


ウナギイヌの右上にいるのはドラえもんのしっぽみたいですね。

あと、右上のしっぽにリボンですぐ「ムーミン」に出てくるノンノンを連想したのですが、よく考えるとノンノンのしっぽにはリボンがついていませんでした。

こんなアクセサリーがあるんですが、ここの元ネタとは違う気がします。

しっぽリボンプードルブローチ(ブラック)
http://animaux.jp/?pid=11237989

http://img10.shop-pro.jp/PA01053/301/product/11237989.jpg


下二つは探し中です。

・6頁6・8コマ目 久しぶりのおおらかな娘さん登場です。

・6頁8コマ目 額に「祝 17歳 10000日」とあります。黒板と貼り紙「2月14日 -4日」の2月10日がその日です。井上喜久子さまネタ。


・7頁1コマ目 1週間前の弁当は……「新しい生命が生まれているお弁当」に爆笑しました。


・7頁2~5コマ目 東京の某区議に、本当に堀江さんがいらっしゃるのですが、ここ絶望先生では「ほりえ」というとホリエもんこと堀江貴文さんのことなので、元ネタとは違いますね。堀江貴文さんは、かつて亀井静香さんの選挙区である広島六区から自民党候補として出馬したことがあります。

・7頁4コマ目 投票箱に「票 ワレモノ注意」とあります。たしかに、複数の候補に票が分散する事を「票が割れる」と言います。

・7頁5コマ目 選挙に出るだけでもお金がかかりますので、落選の時の「負債」は冗談じゃないようです。東京の区議会議員だと、立候補するのに30万円を供託せねばなりません。落選して、「有効投票の総数を議員定数で割ったもの÷10」に達しないと、この30万円は没収されて帰ってこない……なかなか辛い世界です。公職選挙法第92条・93条に取り決めがあります。
法庫 公職選挙法 第9章 公職の候補者
http://www.houko.com/00/01/S25/100A.HTM#s9


 もちろん、選挙活動でも多大なお金がかかる訳で……

 額に「お」とあるのは、井上喜久子さまのご挨拶の定番「井上喜久子17歳です おいおい」の「お」。「遠隔つっこみ」というのは、……マガジン誌面から今日のこのネタを突っ込むということかな。

 千里ちゃんのこのためグチの突っ込みは、後の11頁3コマ目と繋がっている気がします。

・7頁7コマ目 開けなければ可能性を持ち続けられるものの例:

 ・彼氏のケータイ:あ、これは彼女のケータイもそうですね。
 ・メイク:素顔は決して見せない・見ない方がいい場合があります。
 ・ブラ:パットの有無とかはぜったいに開けて見ない方がいいです。
 ・冷蔵庫:これはおおらかな娘さんの弁当箱と同じでしょうか。以前、一人暮らしで冷蔵庫の中の野菜が液状化、というネタが出てきました(ハロウィンの回)。
 ・ビンテージワイン:これは、「代打屋トーゴー」にそのものズバリの話があったのを覚えています。
 ・エロ本自販機:買うまでは、どんな中身かとワクワクする玉手箱のようなものなんでしょうね。
 ・ドラフト1位:どんな風に活躍するかは開けてみないと分かりません。さんざん大口をたたいておいて二軍暮らしとか、よくある話。
 ・鑑定団:テレビ東京の番組「開運! なんでも鑑定団」でしょうか。どんな値段がつくのか、フタを開けてみるまで分かりません。
「開運! なんでも鑑定団」公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/database/onair/01.html
 久藤君のおじいさんが壷を鑑定してもらった話は、「期待外れ」の回に出てきました。 ・内容証明:身に覚えのないことだったり、サギの片棒を担ぐような内容証明モドキだったりします。
 ・レントゲン写真:撮ってみないとどんな事になっているのか分かりません。
 ・温泉:成分を分析してみないと、本物かどうかわかりません。白骨温泉のように混ぜ物をしていた例もあります。以前もネタになりました。
 ・油田(原野商法):掘ってみないと原油が出るかどうかは分かりません。
 ・引き上げ潜水艦:引き上げてみないとどんなものが積まれていたのか分かりません。核とか……(K141クルスク潜水艦の事件(記者会見現場で当時のプーチン大統領に詰め寄った乗組員の家族が薬をクビに打たれて連れて行かれたシーンで有名!?)も、そのあたりが結局うやむやになりました)
 ・一人暮らしの老人の部屋:いろいろカオスになっている気がします。
 ・死海文書:解読してみないとどんな内容なのか正確には分かりません。イスラエルが最先端技術を用いて「死海文書」を解読するプロジェクトを開始したとか。
あの「死海文書」がNASAの技術で解読され、オンラインで公開へ - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080828_dead_sea_scrolls/

 ・人気アンケート:おっ、最後に久米田先生のアンケートネタですな。力の入れ具合とアンケートが必ずしも比例しない、とはたびたび言及されています。「どうでもいい話」がアンケートがよかったとか……

・7頁8コマ目 急に話題が変わりました。

・7頁9コマ目 何があって分かれたんでしょうねぇ……

 左下隅にマリアちゃんの親戚!?がいます。

・7頁10コマ目 絶景先生、いつの間にか学校に住み着いてるんですね(笑)。


・8頁全身絵・1コマ目 おおっ、この間登場したばかりなのに、また絶景先生が登場! これからもちょくちょく登場するのかな? だとすると嬉しいなぁ。全身絵の足元には「黒いもの」がいますね。

 「よつば」は、表紙の絵からすると、あずまきよひこ先生の『よつばと!』ですね。
よつばと! (1)

 それにしても、この「シュレディンガーの嫁」は……2冊連想する本があります。
まず、安部公房の『箱男』。絶景先生の新しいお嫁さんは「箱女」な訳ですが。
この動画をどうぞ。
安部公房『箱男』 Kobo Abe - hakootoko
http://www.youtube.com/watch?v=_SbrETYUsfs


もちろん、元は小説です。

箱男 (新潮文庫)

 もう1冊は、山上たつひこ先生の『新喜劇思想体系』の1エピソード。主人公の半田溶助は、「娘」という文字を筆で書いた半紙を前に欲情して不埒な振る舞いに及ぶんですな。ということは、絶景先生も、「嫁」という文字を目にして興奮して……ガクガクブルブル……

おそらく、『半田溶助女狩り』に入っていたと思います。


・8頁4コマ目 非常にわかりにくいですが、ペンちゃんの頭が見えています。

・8頁5・6コマ目 今週の千里ちゃんはいつにも増してフリーダムですな……


・9頁1コマ目 こ、この剛毛は……まさか、箱の中に入っているはリー仲直なのか!? いや、別にリー君が剛毛ってわけではないんですが。

・9頁6コマ目 あっ、網タイツに包まれた美脚が! 熟女萌えの傾向がある絶望先生が「すんごい美脚」って言うぐらいですから、よほどのものなんでしょうね。

・9頁9・10コマ目 とうとう翼が……民話「鶴の恩返し」の世界じゃあないしなぁ……

・9頁11コマ目 翌朝のようです。コウノトリが赤ちゃんを箱に入れて飛んでいます。シュレディンガーの赤ちゃん!?

・9頁12コマ目 ああっ、可符香ちゃんがまた先生の総受け体質・ハーレム設定を蒸し返すぅ! でも、この展開、読んでて面白いんだよなぁ……つい顔がにやけてしまいます。


・10・11頁1コマ目 見開きでドドーンと1コマ目を使っています。この可愛らしいお嫁さんたちは、いったい誰? それぞれちょっとずつ特徴があって、誰だか分かりやすくなっています。

 右から順に、芽留ちゃん、愛ちゃん、千里ちゃん、藤吉さん、あびるちゃん、真夜ちゃん、まといちゃん(分かりにくい)、マリアちゃん、カエレちゃん、奈美ちゃん、大草さん、手前に霧ちゃん、一番左がおおらかな娘さん。

 さて、大草さんの左後ろにいる総理のダンボールに入っているのはどなた? 2のへで本に関係があるのは藤吉さんですが、彼女はもう登場済みです。ということは……まさか、く、久藤くんなのか!? 久藤くんが先生のお嫁さんに立候補してるのかぁあああぁっ!?
 総理は「マンガ 漢字」という題の本を読んでますね。総理がマンガ好きなのと、漢字を読み間違えるのがよくニュースになっているのが元ネタでしょう。

 大草さんのダンボールにある「17 10000日」、額の「おいおい」「10000」は、何度か出てきた井上喜久子さまネタ。

・10頁2コマ目 まといちゃん、今回はスコープで先生を監視します。

・10頁3コマ目 シュレディンガーの嫁→箱入り娘、と上手い事を言った可符香ちゃん。その発想に萌えた!

 このコマの先生の表情は、5頁2コマ目の奈美ちゃんと似ています。

 あっ、千里ちゃんの頭に怒りを表す漫符が!

・10頁5コマ目 これは先生の言うとおりですね。

・10頁6コマ目 千里ちゃんが焦れて実力行使を! まといちゃんを突き飛ばしました。

・10頁7コマ目 猛烈なアピール! 箱に後ろから抱きつかれる……シュールです。

 「獄」は「獄・さよなら絶望先生」。その下巻が付いた『さよなら絶望先生第十六集 限定版』が来週、2月17日に発売となります。

 額に「10000」とあります(井上喜久子さまネタ)。

・11頁2・3コマ目 今週の千里ちゃんは、言葉遣いがきついです。年上にも容赦なくタメ口をききます。

・11頁5コマ目 先生が箱入りにされてしまいました。

・11頁6コマ目 あらゆる可能性の先生の例の中に、ペンちゃんやら先々週出てきたシンプルな線の先生やらがいます。

・11頁7コマ目 藤吉さんがごく自然な妄想を! 箱の中でよだれを垂らしているのに笑いました。

・11頁8コマ目 「三のへ」にならなかったネタは、ついこの間、可符香ちゃんと絶望先生との間であったやりとりで出てきました。

・11頁9コマ目 割とお久しぶりの甚六先生。可能性のある若者、という話題では、進路絶望調査の回を思い出します。


・12頁1コマ目 1頁にも出てきましたが、バレンタインデーの2月14日は土曜日。なぜ先生・生徒たちが学校に来てたんでしょう。はて?

 それより、えらくシュールな教室になっています。「北欧の児童ポ」は北欧君、「対象外」は「対象GUY」として、「文化庁」「横浜ラーメン博物館」は誰かな? 

 千里ちゃんのダンボールだけきっちり名前が書いてあります。

 左下の「祝 17 10000」は大草さん役の井上喜久子さまネタ。

・12頁3~5コマ目 ああっ、千里ちゃんがまた箱の中で思考を沸騰させて……

・12頁6コマ目 やっぱり暴走してしまいました。

・12頁7・8コマ目 最後までシュレディンガーネタで締め。

・来週は休載。単行本が出る週に合わせて大きな発表でもあるかなと思ったのですが……

・巻末コメント:「一万歳おめでとうございます。」:おそらく、今日更新された「さよなら絶望放送」で、久米田先生からのメールを読んでいた井上喜久子さまが心底がっかりなさったのは、このコメントと同じような文面だったからなのではないかと思われます。

 ◎他のページなど◎
「エデンの檻」:な、なんですかこの扉絵は! まことにけしからん! もっとやれ! やってくださいお願いしますこれからも楽しみにしています。



 ◎今週の隠れキャラ◎

 ○麻生さん:11頁1コマ目

 ○天下りさん:5頁7コマ目

 ○カエレちゃん:11頁1コマ目←パンチラ

 ○黒い涙:3頁4コマ目

 ○皇帝ペンギン:8頁4コマ目、11頁6コマ目

 ○コウノトリ:9頁11コマ目

 ○櫻井さん:6頁7コマ目

 ○棒犬:5頁7コマ目

 ○まといちゃん:10頁2・6コマ目、11頁1コマ目

 ○地丹君:お休み

 ○あびるちゃんの包帯:お休み。あびるちゃんは5頁1・2・7コマ目、10頁1コマ目、12頁1・6コマ目にいます。

 ○AAA:12頁6コマ目

 ○闇の目:9頁2コマ目、12頁1コマ目

 ○シャフト:お休み

 ○元総理犬:お休み

 ○きよ彦:お休み?

 ○神シール:4頁3コマ目

 ○娘々:12頁6コマ目

 ○面白シール:頁コマ目←探し中

 ○糸色チル:お休み

 ○「漫画界が平和でありますように」:11頁1コマ目

 ○さのすけ:4頁1コマ目

 ○石破さん:4頁7コマ目

 ○「○」:2頁4コマ目

 ○文化庁:12頁1コマ目←一応載せておきます。
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>あずまきよひこ先生の『よつばと!』ですね
よつばと!がこのコマで出てくるは
同マンガででてくる有名キャラクター(?)に「ダンボー」という
ダンボールで作ったロボット(小学校の課題で作った着ぐるみ)がいるからでしょう

>あびるちゃんは、時々奈美ちゃんには辛く当たる事があります
よほどの個性でないと他人に関心を示さないほど個性的な面々の前では、
「普通」という特徴を意識的に指摘する観察者が必要で
それを主にやっているのが先生かあびるちゃんということでしょう。
動物の観察を含め、フィールドワークの研究者とかが向いてるんじゃないですか?

それと
一般的でない感性の持ち主でかつそのことを自覚してるあびるちゃんとしては
俗っぽい感性の塊で、かつそのことに関して無自覚な奈美ちゃんは
どこかウザイと思っているのかも。

誕生日なのを知られてなかったときも
わざわざ人前で落胆した態度をとってみせる奈美ちゃんにはある種のずうずうしさがありますし、
落胆した態度を表面上見せてないけど、やっぱりどこかで期待してるようにも見えたあびるちゃんには、そういう普通の女の子っぽい態度が取れる奈美ちゃんへのコンプレックスがあってもおかしくないかなと思います。


こんばんは。さきほどマガジンを読んで、そして「さよなら絶望放送」を聴きました。久米田先生のお祝いメッセージに何回も抗議?していましたね。マガジンとネットラジオのコラボ、面白かったです。コミックスと付属DVDも来週が待ち遠しいです。


奈美ちゃんと先生のアノ表情は絶望先生初期まで久米田先生の作品で頻繁に使われていた表情と同じなのでしょうか?
なぜ使われなくなったのか、なぜ今回復活したのかは全くわかりませんが軽く驚きました。


こんばんは。更新、お疲れ様です。

今話のきよ彦ですが、P8の6コマ目の人形だと思われます。
あと、皇帝ペンギンですが、P10の1コマ目、バットの模様にも紛れている様に見えます。


>のりのりさん
そうですね、あびるちゃんは研究職がいいかも。温泉で毒が抜けたときには獣医さんを目指せるかな、なんて言ってましたが、研究職は性格からして向いている気がします。
で、実はいろいろコンプレックスを持っていそうですね。本人は「身長が」くらいしか口にしませんが、先生とフラグがたったとのセリフ「本当に私でいいの」には、いろいろ抱えていたものが慮られて、ちょっと切なくなりました。
「よつばと!」のダンボー、どうもありがとうございました。ダンボールについていろいろ集められてたんですね、今回は……(あっ! そういえば、段ボール肉まんの箱はあったかな?)


>はちはちさん
井上喜久子さまのラスト、素敵でした。バッチリこんこんとコラボが決まってましたね。
私も来週が楽しみです。来週の今日が発売日かぁ……


>U1さん
たぶんそうだと思います。表情の変遷をたどると面白そうですね。瞳の描かれ方なども細かく時期で分かれそうです。


>saneyoshiさん
こんばんは~。きよ彦、分かりました。あの切り落とされた頭のほうなんですね。どうもありがとうございます。
10頁1コマ目のバットの模様は悩ましいですね。顔には見えるんですが、ペンちゃんかどうか……でも半分はペンちゃんの顔の描かれ方を踏襲しています。位置だけ記録しておいて、判断はシュレディンガーの170話、ということにしておこうかと思います。


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